日勤常勤看護師になるために-大学や看護大学

日勤常勤看護師になるために-大学や看護大学

これまで看護師と言えば、看護専門学校に進学して国家試験に合格という道を進む人が圧倒的でした。実際今でも現場で働約4割もの日勤常勤看護師が、看護専門学校出身と言われています。そのような中、近年増えているのが大学への進学、看護大学への進学です。

高校を卒業した後、4年間大学に通うことになります。大学の場合、「看護学部」「看護学科」などといった科になるでしょう。看護専門学校と違って、一年長く通わなければなりません。それなのになぜ大学への進学者が増えているのでしょうか。

ひとつには得られる資格の数にあります。大学の場合、看護師の受験資格だけでなく、保健師や助産師の受験資格を得られることも多いです。教育系の学部を持つ大学だと、養護教諭の免許が得られることもあります。つまり大学卒業後の選択肢が広がるというわけです。

また大学では看護以外の学問も広く学べるという特徴があります。自分で考え、行動する力が求められる看護師の仕事では、そうした経験が活かされるでしょう。他の学問を専門に学ぶ学生など、色々な人と付き合い人脈を広げられることも魅力のひとつと言えるかもしれません。

最近では地方自治体の保健師を目指す人や企業への就職を目指す人も多いので、大学への進学はそうした道をより広げてくれるでしょう。大学を選ぶ際には、その大学の卒業生がどのような道に進んだか、どんなところに就職したのかを調べておきたいですね。

各大学のホームページや入学案内などに記載されていることが多いので、見てみましょう。大学となると少し入学のハードルは高くなりますが、今は全国に140を超える看護系大学があるので、自分に合った大学を見るけることも可能です。

特にはじめから保健師や助産師の資格もほしいと思っている方は、そうした資格が取れる大学への進学をおすすめします。看護専門学校だと卒業後にまたそうした資格が取れる学校に入りなおさなければならないからです。将来の選択肢を増やすという意味でも、大学進学はおすすめです。


日勤常勤看護師になるために-衛生看護科

看護師になる方法はいくつかありますが、最短ルートと言われているのが「高校の衛生看護科」への進学です。高校の衛生看護科ということで、たとえば普通科や商業科、工業科といった学科があるなかのひとつということになります。衛生看護科の特徴は、最短で看護師になれることです。

衛生看護科を卒業すると「准看護師」の受験資格を得られます。准看護師とは都道府県知事から得られる資格で、国家資格の「正看護師」とは違います。一般的に正看護師よりも仕事の範囲は限られ、給与も低い傾向にありますが、決して役に立たない資格ではありません。

むしろ地方や個人経営のクリニックなどでは重宝される傾向にあります。今でも准看護師を積極的に雇用している医療機関も少なくありません。

一方で数年前から准看護師の廃止を含めた看護師資格の改革の話が出ているので、進学を考える際にはそのあたりを考慮する必要があるでしょう。ただし衛生看護科でも正看護師になることは可能です。

衛生看護科を卒業して准看護師の資格を取得すれば、「専攻科」という正看護師の受験資格を得られる道に進むこともできます。専攻科は2年間になるので、高校卒業後2年で正看護師になれる可能性があるのです。いずれにしろ、衛生看護科は看護師になる最短ルートと言えます。

高校によってははじめから5年制カリキュラムで、正看護師の受験資格を得られるところもあるので、そうしたところに進学するのもいいでしょう。衛生看護科に進む時にひとつ考えておかなければならないことは、「ハードな高校生活になる」ということです。

衛生看護科では高校卒業資格を得るために一般的な高校のカリキュラムをこなし、単位を取得しなければなりません。国語、数学、英語などといった一般的な科目を履修しながら、それとは別に看護の勉強、実習などがあるのです。最短ルートゆえの面ではありますが、普通の高校生活に比べると大変なものになるでしょう。
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看護師が仕事を辞めた時に必要な手続きとは

看護師さんが今まで勤めていた医療施設を辞めたとき、もしも就職活動を暫く行う予定だったとしたら、年金や保険の手続きが必要となります。国民年金と国民健康保険への変更を、近くの役所で手続きすることを求められるのです。

但し、結婚している場合は配偶者の扶養に入る事が可能のため、配偶者の会社に手続きを行ってもらうことになります。国民健康保険の手続きが完了すると、納付書と保険証が送付される流れです。

また、保険に関してはある条件に達していれば、二年間ほど「任意継続」といった手続きを取る事が可能となります。

とはいえ国民健康保険に変更した方が安価で済むのか、任意継続の方が安価で済むのかといった点は役所で調べてくれないため、比較してから決める、といったことは残念ながらできません。自分にどちらがあっているのかは、自分で確認する必要があります。

上記の手続きは退職してから二ヶ月のうちに終わらせる事が必要ですが、労災保険に関しての手続きは不要です。働いている時間内や、通勤時間中での事故等に関る保険が労災のため、退職したときには関係なくなるものだと考えて下さい。

他にも個人的に入っている保険やクレカなどの勤務先の変更や退職したことによって、修正依頼をする必要があります。

また、もしもお子さんの緊急連絡先に退職した医療施設を指定している場合は、変更手続きをとっておいてくださいね。何かあったときに多方面に迷惑をかけてしまうので気をつけましょう。

転職先が決まってからの退職であれば、公的な手続きは転職先が行ってくれるものとなります。自分で行う手続きというのは、ほとんどないと考えていいです。元いた医療施設をやめる際には、色々と行わなければいけない事が大変多いと考えて下さい。

忘れてしまわないようにチェックリストを作ったり、メモを取るなどして気をつけていきましょう。スムーズに退職の準備を進められます。

公的の手続き、中でも健康保険の場合は、一定期間を超えてしまうと出来なくなってしまいますので、日付を先に確認し、必ず気をつけてください。失業保険のケースでは、待機期間などもしっかりと確認し、なるべく迅速な手続きをとるようにしましょう。

人脈を頼って看護師転職をするということ

看護師さんが転職先を探す方法は様々です。新聞の折り込みチラシや、街角のフリーペーパー、インターネットの転職サイトなどもありますが、人脈に頼る方法というのも良い方法でしょう。例えば元上司の方や、元同僚の方からの紹介などが挙げられます。

知っている人の紹介であれば、病院側も求人を出すよりコスト削減ができ、確実性がありますし、受け入れやすいという部分もあるでしょう。勿論紹介してくれる看護師さんが、信頼できる人、という前置きが入ります。

紹介してもらう転職希望の看護師さんも、自力で転職するようりも効率よく職場を見つけられますし、知っている人がいれば安心して業務にあたれます。比較的採用もされやすいのではないでしょうか。

転職希望側の現状を先に把握した上での紹介になりますので、こちらの希望なども伝えやすいですが、もしも条件が合わない場合は、しっかりとお断りの挨拶をするのが礼儀と言えます。

自分がその病院で勤務しないことになっても、紹介してくれた看護師さんはその医療施設で業務にあたるわけです。業務に支障が出るようなことや、迷惑をかけないようにしてください。

また採用された場合でも、紹介者に迷惑にならないよう、真摯に看護師業務に向き合うのは当然のことです。社会人としては普通のことかもしれませんが、意外とできてない人が多いと聞きます。

紹介されて転職したんだから、という甘えはアウトです。紹介者と転職してきた看護師の間は気が置けない仲かもしれませんが、雇用側との関係とは別物、仕事は仕事としてきちんと向き合う事が大切になります。「なあなあ」な気持ちは封印してマナーを重んじて仕事に当たっていきましょう。

人脈を培っていくのは大変パワーのいることです。ですが人とのご縁を繋げておくというのは、とても大切なことだといえます。

紹介してもらったり、紹介したり、これは人と人との間に信頼関係があるからですよね。真摯に業務にあたり、円滑な人間関係を築き上げることのできる人は、人脈がいつかその人自身を助けてくれることでしょう。

紹介してもらい転職したのであれば、紹介した人に喜ばれるくらい頑張ってみて下さい。そうすると紹介した側も、雇用側から更に信頼されることになります。恩返しをしたいという気持ちをこのように形にすることも可能です。

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